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湯、沸き麺、踊る真夜中

それほどしっかりとお腹がすいたわけではないけれど、小腹以上の容量を満たしたい、と思うのは大概23時から1時の間。我慢だ、と思う時は豆腐や茹で卵を、やっちまえ、と思う時はポテチやインスタントラーメンを食べる。どちらに振り切る勇気もない時に逃げる場所に待っていてくれるもの、私にとってのうどんとにゅうめん。カロリーも塩分も糖分もその他もろもろの何かも摂取するのに変わりはないというのに、うどん若しくはにゅうめんであれば許される気がする。やさしいからだ。うどんとにゅうめんは、やさしいのだ。子どもの頃から、風邪の時にはたまごうどんだったし、受験勉強の合間に食べたのはにゅうめんだった。なにか、彼女たちは夜中に食事をするという後ろめたい行為さえも包み込んでくれるような気がするのだ。私たちは消化がいいから大丈夫よ~って微笑みかけてくれるような気がするのだ。そんな存在に憧れるし結婚するならうどんかにゅうめんのような人がいいなって結婚願望が微塵もないくせに言ってみます。